やまだもとやすのブログ

チャリ走社長@スパイシーソフト→山田元康→HTML5スタートアップ社長@Liberapp

経営

ハイコンテキスト病に立ち向かう

友だちから「IQ高いひとはハイコンテクストで周りとゴールを共有できないことがあるので気をつけて!」とアドバイスを受けました。 IQ高いかどうかはさておき、「ハイコンテキストでいろいろ共有できてないことが多い」というのは、間違いなく事実です。 背…

大雪対応のふりかえり

先日の大雪ですが、うちはマニュアルがあるから大丈夫でしょ(http://motoyasu-yamada.hatenablog.com/entry/2018/01/23/100751)と安心していましたが、なんとなく気になることもあり社員アンケートをとりました。 やはりいくつか大きな問題がありました。 こ…

大雪などの場合の対応もマニュアル化して各自が自主判断できるようにする

上司の仕事の一つが、日常的ではない出来事が起きた場合の判断です。 日常的ではない出来事が、上司がいるときに発生する、また上司が経験豊富だったらいいのですが、 上司が現場におらずに現場の状況を把握できなかったり、経験不足のまま判断を迫られたり…

プロダクト愛

「プロダクトへの愛」が大事。 プロダクト作りや運営のおいて、たまに「作りたい病」にかかってしまうことがある。 作りたいという想いがダメではなく、プロダクト愛に欠けるのがよくない。 ゲームならば、プロダクト愛とは、「遊んでくれる人に楽しんでもら…

勝てる確率三割あれば挑戦するけど、事前に負ける可能性は確実に潰す

不確定な現実世界の中では、ビジネスに必勝の法則はないと思っています。 やろうと思っていることに勝てる確率が三割あると信じれるのであれば、それ以上の勝率を模索するより、軌道修正しながら全速力で進んだほうがいいはずです。 ただ、三割というのは、…

真の技術力とは?

先日、経営者であり、エンジニアであった大先輩とランチでをご一緒しながらお話ししました。 先輩から「より優秀なエンジニア」はの問いに、「問題を解決する手段を持っている」のではなく「問題を解決する手段を発見・発明できる」力を持っていることと答え…

理屈で説得ではなくて、行動で感化させる

成功するためには、できない理由を考えるよりどうしたらやれるのか考えること、そして失敗することを恐れずにチャレンジすることが、大事だと思っています。 もちろん、どう考えても計算があわないことを精神論で取り組むべきではありません。とはいえ、成功…

クソはクソだという文化

ダメなサービス、プロダクト、ソースコード、仕事のやり方を、クソだと指摘する文化、指摘を気持ちよく受け止める文化を作りたいです。 そして個人攻撃は絶対にせずに、最高のサービス、プロダクト、ソースコード、仕事のやり方へ、一緒に改善したいという前…

チャンス&チャレンジ

ディレクションをすると、正しい可能性はあるが正しいかどうか確実ではないことは避けてしまうのに、明らかに正しくないことを選んだり続けてしまったりすることがあります。 ビジネスは一般論的な確実性が低いものほどちゃんとやれば大きなチャンスがありま…

社長の、会社内の、人間関係

事業形態・社長のパーソナリティによるものとあるとは思いますが、社長と社内のメンバーの人間関係は、ウェットにせずに、距離感があった方がいいと思っています。 例えて言うならば、プライベートでは一切付き合わずに仲が悪いように見えるお笑い芸人のコン…

仕事の見える化

先週から毎日の仕事を数値で見える化してます。時間・重要度・緊急度・進捗を入力して、適当な計算式で評価ポイントを算出。一日の評価ポイントの合計を出して、今日は進んだなーとか、進まなかったなーと言いうのを見ています。 見える化といっても、完璧な…

会議の質をあげる

チームに必要なコミュニケーション 今日、週次のマネージャー会議をしましたが、まだまだ生産性に課題があります。 以前禅太郎さんに「すごい会議」をコーチングしてもらったことがあります。 時間がかかって中身のない会議と、短い時間で意味がある会議の違…

先行者利益に頼らない真の攻め方

この記事「ゼロから始めた後発の自転車オウンドメディアが業界最大級に成長した秘訣は? ”ロードマップ”全容公開」が面白かったので、気づきまとめ。 僕らがガラケーではじめたころは、先行者有利という考え方がありました。もちろんいまでもそうでしょうが…

部下のモチベーションに気を使いすぎない

部下のモチベーションに気を使いすぎない ある三ヶ月間限定のプロジェクトで、いくつかコンフリクトする要素のうち、どこに力をいれるべきなのかを、最初の強く伝えられていなかったと反省しています。 すごく頑張ってくれていい仕事をしてくれていたスタッ…

ポリシーやノウハウに固執しすぎない

事業の過去の敗因を分析すると、リソースが足りなくてタイミングを逸したような必然的な失敗とは別に、過去の成功体験が足を引っ張ったことがいくつかありました。 長い間仕事をしていると、こういう会社にしたい、こういう社長でありたい、こういうビジネス…

脱しっぺ返し戦略

基本的な自分のポリシーは、新しい市場で事業をやるときは、競合企業とはプロダクトやマーケティングを競う。競合との殴り合いの競争をしない。 お互いに潰し合うのではなく、共に成長して市場を広げていきたい。 とはいえ、共に成長しようというスタンスで…

情報は整理が大事

今日の全社の集まりでライトニングトークをしたのでそのメモ。メールなどの大量の情報を処理するためのハウツー。うちは、Gmailを使っているので、仕事をバリバリこなすための使い方です。 # 考え方1. 昔ながらのメーラのようなフォルダー分けをしない。受信…

淡々と伝える

少し前にメンターからアドバイスもらいました。新しい方針・方針変更・改善の要望などは、淡々と伝える方がいいと。 経緯や意図を話していると強いネガティブな感情がよみがえったり、今まで意図が伝わらなかった反動から、ついつい強い言葉を使ってしまいま…

コミュニケーション

# チームの中で大事なコミュニケーションとは? 仕事にはコミュニケーションが大事。みんながわかっていることです。ただ、何でもかんでも話せばいいものではないと考えています。成果を出すために必要なコミュニケーション。特に成果に影響しない無用なコミ…

理想のチーム像をブラさず妥協しないからこそ、聞いてあげるターンも大事

あるメルマガのQAコーナーで見た回答がささりました。 下記は意訳になります。 相手が自分の思うようにならない時は、相手もそう思っている。相手は「なんでこの人はわかってくれないんだろ?」と思っている。 だから「なんでこうしてくれないのか?」と考え…

いいチーム、悪いチーム

結果を出すためには、結果を出すための本質にせまることが、大事だと思っています。 うまくいかない時には、人間は、問題の本質に迫らない表面的なアイデアや手法にすがりたくなります。 例えば、飲み会をやろう。インセンティブをつけよう。プロモーション…

積極的に模倣しよう

新しいことに取り組む時の取り組み方が、すごく学びがありました。まとめてみます。 新しいものを作るときこそ、より近いものを徹底研究して、いい意味の模倣をしていこうと思います。 世の中に、真のオリジナルなどないはずです。全てが過去のものからの改…

エンジニア以外のレベルアップについて、先週役員と軽くディスカッションしました。

エンジニア以外のレベルアップについて、先週役員と軽くディスカッションしました。 身につけてもらいたいことを、いろいろ洗い出してみました。事業計画、渉外、広報、ライティング、仕組化、プロジェクトマネージメント、UX/UI、インターネットの基礎、正…

出戻りはアリかナシか?

辞めた社員は、受け入れるべきか、受け入れざるべきなのか。経営者によっていろいろな意見があるようです。 僕は、基本的にウエルカムというスタンスです。 逆に辞める時も出来る限り引き止めないようにしています。働きたい時に働けばいい。働きたくない時…

共にプライスレス

天才営業マンからの学び。 お金で買える高級レストランや夜の店で接待しても実は意味がない。結局は、接待に使ったお金は、お客さまが支払った金からきたと、お客さまに思われる。なので、あまり効果はない。 それよりもお金で測れない、プライスレスな体験…

部下のメチャクチャな報告を頭ごなしに却下しない

部活が何か提案や報告をしてくれても、何を言ってるんだかわからないことがあります。また、話がわけがわからないからイライラして、もっと具体的にとか、もっと整理しろとか言って、却下しちゃうことがあります。 この件について、ちょっと前のリーダー会で…

毎週一人振り返りをして、長期目標から翌週の行動目標への落とし込みを

今週は、なんかパフォーマンスが悪いし、凄いモヤモヤするならあと思っていたのですが、惰性で過ごしてしまっているからでしょう。 毎月先輩にメンターしていただいて、長期目標から毎月の目標や行動計画を整理しています。それだけではなくて、毎週一人振り…

単にやりたいこと、達成したい数値をビジョンにしてしまわない

ビジョンてなんなんだろうか?いろいろな定義はある。三年後、五年後、十年後の姿だとして、それは誰の視点で描くべきなのか? 例えば、売上高100億円も、社員100名も1つのビジョンではある。 そういう営業会社的なわかりやすいビジョンも悪くないけど、ビ…

さらにミーハーになろう!三つ目のミーハー

iPhone 3Gが出た時に、テザリングとiPod Touchでいいじゃないかと、頑なにデビューを遅らしてしまったことがあります。 それやこれやの理由で、スマホへの移行が二年遅れました。ガラケー時代のアドバンテージを失い、スマホのゲームメディアとしては、後発…

情報メディアのコミュニティありかた

新作ゲームのレビューメディア「アプリゲット」、ビジネスマンにVR/AR/MRのニュースメディア「VR Inside」など、情報系メディアを提供しています。 情報系メディア事業でのコミュニティのあり方について考えてみました。 囲い込みは、会員制ではなく、アンバ…