やまだもとやすのブログ

チャリ走社長@スパイシーソフト→山田元康→HTML5スタートアップ社長@Liberapp

文化や市場を産む独自の価値を作りたい - アプリゲット話

アプリマーケティング研究所さんの記事で、弊社のサービス「アプリゲット」について、触れられていました。

ガラケーアプリは1本で300万円稼げたが、スマホアプリは全然稼げてない。老舗ゲームサークルが体感したアプリ市場の「残酷な変化」とコアファンの偉大さ

たとえば、ガラケーのときは「アプリゲット」さんという、アマチュアゲームを紹介するサイトの、影響力が大きかったことを覚えています。 アプリゲットのランキングに入ると、簡単に数万人にあそんでもらえたり、あっという間に10万人まで届いたりすることがありました。 なので、ガラケー時代のほうが「集客が楽だった」というのは間違いないですね。

だいたい、10年から14年前、2003年から2007年の、ガラケークリエイターアプリ黄金期の話だと思います。

この頃は、一本で300万どころか、毎月それぐらい稼いでいたクリエイターさんも、いたのではないでしょうか?

そんなガラケー時代のアプリゲットは「AppStore」的なサービスでした。スマホ時代になってからは、AppStoreなどのマーケットサービスはデバイスで用意されているために、アプリを紹介するメディアに生まれ変わり続けています。

振り返ると、スマホの時代になるタイミングで、ソシャゲに経営資源が取られて、アプリゲットのスマホ化のタイミングが2年遅れました。そのために、Android市場で韓国や中国にあるような勝手ストアになれるチャンスを失いました。また、メディアとしても、AppBankさんに大きく遅れをとってしまいました。

遅れながらも追い上げてきたスマホのゲームメディアでは、市場は新作のレビューからモンストなどの既存タイトルの攻略情報にシフトしてきました。そのため、競合間でコンテンツは差別化できず、SEOを競う過当競争状態です。

そんな中、この記事をみて再度確信しましたが、安易にトラフィックが稼げるレッドオーシャンにい続けるのではなくて、文化や市場を作るような独自の価値を提供できるサービスに、挑戦していきたいと思っています。

初心に戻り、大きな志へ、挑戦します!