やまだもとやすのブログ

チャリ走社長@スパイシーソフト→山田元康→HTML5スタートアップ社長@Liberapp

サービスの名前をつける

久々にサービス名をつける機会がありました。せっかくなので、いままでの成功経験や失敗経験をまとめておこうと思っています。

⑴ 狭い業界を指し示すサービス名にしない。 VR・AR・MRの未来を創るメディア「VR Inside」をやっていますが、VRと名前に入ってるのにトレンドやユーザニーズ上、ARやMRも積極的にカバーしてます。Reality Insideとか、XR Insideでも、よかったかもしれません。

⑵ サイト名とドメイン名が一致するように。 アプリゲットは、ドメインがappgetなんですが、ブラウザーのURLバーの表示などを考えると微妙だなーと思ってます。 appget.comという表示で、アプリゲットという名前はイメージできないですよね。それに比べると、競合のappbank appmedia gamewithさんは、さすがです。

⑶ ユーザは誰か、そのユーザに打ち出したいこと(便益?共感?)は何かからネーミング。 appgetは、無料のアプリが沢山あってダウンロードできそうな名前なので、悪くはないと思っています。海外には類似のサービスで、GetJarというサービスがありましたが、同じコンセプトのネーミングでしょう。

それに比べて、マンガゲットは結果的に酷い名前でした。最終的には、コミティアのように、趣味があう同人マンガ作家さん同士が、描いたマンガを軸にコミュニケーションするサービスにしようとしていましたが、まったく名前とあっていません。Pixivさんに完敗です。

マンガ村のように違法マンガを無料でダウンロードできるサイトならマンガゲットでよかったんでしょうが。アプリゲットつながりで名前をつけてしまったミスです。

⑷ 読みに誤解がない アプリゲットは読み間違いはありませんが、appgetはよく読み間違えられていました。

⑸ 検索した時にほとんどヒットしない名前 検索で一般的な使用例や他社のサービスなどに埋もれないように、基本的には、検索でヒットしないサービスが、いいと思っています。

とはいえ、読みやすさと、コンフリクトするので、少し難しいかもしれません。