やまだもとやすのブログ

チャリ走社長@スパイシーソフト→山田元康→HTML5スタートアップ社長@Liberapp

どんな時でも憂鬱になるセンスと、どんな憂鬱へも真正面に受け止める正直さ

会社をやってると、数ヶ月おきの波、数年おきの波があって、好調な時、不調な時があります。

好調だと、勘違いしてイケイケになったり、気が緩んでアホになったりしたこともありました。

でも、好調に見える時にでも、市場の成長以上に会社が勝ててるのか、競合や他業種からどんな参入リスクがあり得るのか、経営陣やパートナーや顧客からどんなリスクがありえるのかなどなど、表面に見えないリスクを感じとって、憂鬱になるセンスが必要だと思っています。

好調になった時に正しい手を打てれば、大きく桁違いにジャンプアップしていけるはず。

逆にうまくいかない時に憂鬱になると、原因から目を背けていると、投機的な事業経営になり大ピンチになったり、今までのやり方に固執したままで改善されなかったりします。

これは結局、憂鬱さを産み出す原因から目を背けて、経営者のくせに他責な考えになっていたと思っています。

お客さまの視点に立って本質的な原因に真正面から向き合わないといけないと痛感しています。他人やメソッドのせいにせず、お客さまに価値を提供できていないかうまくいかないとという辛い視点に真正面から立ち戻って事業に取り組んでいくという勇気が、遠回りにみえますが、成功への最短の道だと思っています。