やまだもとやすのブログ

チャリ走社長@スパイシーソフト→山田元康→HTML5スタートアップ社長@Liberapp

グループへの伝達でもめた時の対処

教える機会があったので、部下たちなどの対グループへの方針などの伝達の仕方についてまとめてみた。

議論をしない

意見や誤解に対してダイレクトに反論や否定しない。自分が伝えたことを見直す。特に、なんでそんな誤解や質問にいたったのかという視点で見直す。その上で、本来伝えたかったことを整理して、伝えなおす。

グループ全体に有益になるように

また、本人にマンツーマンで回答しない。WikiやFAQなどみんなが見れる、後からでも見れるところにまとめた上で、みんなにそのURLなどを伝える。

ご本人には、「いい質問ありがとうございました。わかりやすく見直しましたので、みんなにシェアしました」のように伝える。

もしグループのみんなに役に立たないことであれば、その質疑に時間を取られるのはおかしい。

リーダシップをとる

ここぞとばかりにあまり関係ない話を出してくる人がいたり、質問のふりをして自分の持論を語りはじめることがあるけど、その流れに振り回されない。

基本的には、どんなにいい意見でも、本来の趣旨から流されないようにする。本来の議題について結論を出したくないから、テクニックや癖として、違う話を持ち出す人がいるので、気をつける。

リーダシップをとっても、スルーはせずに受け止める

とはいえ、意見や提案に対してスルーするのではなく、「いい意見ありがとうございます」と受け止める。もちろん話がブレないように、その流れには乗らない。とはいえ、そういう意見があったということは、しっかりストックして、チームでシェアする。また、定期的に、優先順位をつけた上で、その意見について議論はする。

嘘をついて、その場を凌がない

「対応します」「検討します」「伝えます」など、やりもしないのに、やるふりをしない。こういう凌ぎかたを、ノウハウ的に癖にしてる人いるけど、その場は凌るが、時間が経てば、そういうかわし方をしているのは、相手にバレる。ヘイトや不信感が高まり、より辛くなる。

残件にして、その場を凌がない

よほどのことがない限り、残件を作らずに、その場で完結させる。もちろん、受け止めて、課題リストの中にいれて、長い目では対応するのだとしても、どの順番で何を対応するのかは、全体視点で重要度を元に決めないと行けない。

もちろんその場しのぎの嘘のいい加減な回答などはするべきではない。調べて回答する必要があることは、後からしっかり対応すべき。ただ、何を宿題にするのか、何を受け止めるだけでとめるのかは、いまのフォーカスすべきことから、リーダシップを持って決める。

質問がわからない、どう対応していいかわからないから、いまこの場から逃げようとして、残件にしない。その場から逃げるためだけに残件にしたものは、時間を取っても解決するはずがない。