やまだもとやすのブログ

チャリ走社長@スパイシーソフト→山田元康→HTML5スタートアップ社長@Liberapp

契約の解除条件を考えるフレームワーク

部下から契約の解除条件について、相談というか判断を受けました。うまくフィードバックできずにいい着地点に至りませんでした。なので、そもそもどう考えるべきかのフレームワークを整理しました。

まず、考慮すべきシチュエーションは、以下の通り。

  1. 立ち上げ時にいまいちだった場合に、共に改善して行きたいのであれば、逃げる誘惑にかられないようにする。速やかに打ち切りたいのであれば、そうできるように基準を明確にする。
  2. 立ち上げコストのリクープを考慮する。
  3. 事業の方針変更の可能性とそこへの制約をどこまで抑えるか。
  4. 解散コスト、および解散後の体制の構築コストの考慮。

そして、双方の立場で考えてみる。

  1. 甲はメリットあるが乙はメリットなく解除したい場合
  2. 逆の場合
  3. 甲乙両方ともメリットがなく解除したい場合

結論

基本的には契約はイーブンな関係でなくてはいけない。一方的に有利ではなく。ただ、イーブンにも幅はあるので、イーブンの中から自分たち寄ったところから交渉をはじめる。もちろんその中でどんなに交渉して妥協しても、イーブンの範囲を越えてはならない。ノーディールの勇気を持つ。