情報メディアのコミュニティありかた
新作ゲームのレビューメディア「アプリゲット」、ビジネスマンにVR/AR/MRのニュースメディア「VR Inside」など、情報系メディアを提供しています。
情報系メディア事業でのコミュニティのあり方について考えてみました。
囲い込みは、会員制ではなく、アンバサダーコミュニティととらえる
メディアといえども会員化・メルマガ・LINE・アプリなのか囲い込みが必要。フリーに利用してくれる100人のうち、ホットなファンを1でもいいからしっかりリーチできるところに囲む。ゲームや会員制サイトのようなに100人囲って、10人にアクティブに利用してもらう考え方とは逆。
アプリゲットもVR Insideも、囲い込まれるメリットを作り、自分たちの媒体から誘導して、囲っていかないと行けない。
囲った人にリーチするとトラフィックが増えるという安易な考え方ではダメ。コミュニティマーケティングの考え方で考えると、囲い込んだホットなファンたちは、コミュニティと考えて、コンセプトをブラさずにマネージメントしていく。
囲い込んだ人からトラフィックを作るといる「Sell to the community」ではく、囲い込んだ熱い人をハブに周りに広げていく「Sell through the community」なアンバサダーとして捉える。
囲い込むことで顔が見えるようになる
いま、どの媒体も、属性がわからない。アンケートを取ってもいいが、そもそも囲い込む。
コミュニティを作るにはオフラインマスト
メディアで爆発的なトラフィックを作ってから、リアルイベントに流すという発想ではない。
リアルイベントからメディアにトラフィックをダイレクトに流すという発想でもなない。初期はともかく、リアルイベントそのものが直接莫大なトラフィックを生み出すわけはない。
リアルイベントとは、メディアが単にメディアに終わらずに、アンバサダー的なホットなコミュニティを作っていくためのものである。
なので、最低でも月一で、オフラインの場を作ること。最初は人数を気にしないこと。それよりも、いろいろ転がして、どんなテーマが刺さるのか試行錯誤して見つけることが大事。コミュニティは、コンテキストがないと、行きたいものにならない。