やまだもとやすのブログ

チャリ走社長@スパイシーソフト→山田元康→HTML5スタートアップ社長@Liberapp

会議の質をあげる

チームに必要なコミュニケーション

今日、週次のマネージャー会議をしましたが、まだまだ生産性に課題があります。

以前禅太郎さんに「すごい会議」をコーチングしてもらったことがあります。

時間がかかって中身のない会議と、短い時間で意味がある会議の違いは、明確化のための質問・リクエスト・代替案の提示の三つのコミュニケーションに絞られているか、それともそれ以外の曖昧なコミュニケーションにあふれているかにかかっているようです。

参考資料: http://zakkicho.g.hatena.ne.jp/task/19/42

個人的には、普段の会議であれば、それに一つ追加&優先順位をつけて四つのコミュニケーションが必要だと思っています。

  1. 問題の浮き彫り化
  2. リソースかアクションのリクエス
  3. 目標を達成するための代替案の提案
  4. 5W2Hを明確化するための質問

問題の浮き彫り化

予算と実績、方針と実情、認識と現実、戦略と現場、ルールと実際などの理想と現実の乖離を、見て見ぬ振りをせずに、気がついた人が、気がついた時に、速やかに言うことが大事だと思っています。

ダメなことをダメと指摘しない。ダメなことを指摘されると空気が悪くなるチームは絶対にうまくいかない。

リソースかアクションのリクエス

相手に空気を読ませて、もしくは今どき風に言うと忖度させるのは最悪。ヒト(時間)・モノ・カネのリソースを相手に要求するか、相手に何をしてもらいたいか明確なリクエストをすることが大事だと思っています。

目標を達成するための代替案の提案

会議で時間を取る以上、目標の達成につながる、問題解決につながるアイデアの出しあいが大事です。

また、アイデアも漠然としたコンセプトや夢ではなくて、前に書いた現実的なリクエストである必要があると思います。

他人のリクエストに対しては、ジャッジ、意見や否定することではなくて、対案を出すことが大事です。

5W2Hを明確化するための質問

質問の形した持論の語りや、空気読みの強制は、チームの中の誤解が生まれたり、なんの解決策が明確に至らないまま会議のやった感で終わったりします。

質問する際は、誰か、何か、なぜか、いつまでか、どこか、いくらか、どのようにかを、具体的に明確にすることが重要だと思っています。