やまだもとやすのブログ

チャリ走社長@スパイシーソフト→山田元康→HTML5スタートアップ社長@Liberapp

今は亡きOpenSocialの仮定とその検証

今は亡きOpenSocialの仮定とその検証

OpenSocialの今

一世を風靡したOpenSocialは「 W3C SOCIAL WEB ACTIVITY」に移動していたようです。 OpenSocial Foundation Moves Standards Work to W3C Social Web Activity | W3C Blog

移動先で唯一紹介されているUseCaseはSocial Web Acid Test - Level 0でした。

このページを翻訳してちゃんと読んでみました。(翻訳はページの下に)

OpenSocialの仮定

OpenSocial」のコンセプトでは、ソーシャルなネットワーク(人と人のつながり)は一つしかないという仮定があるように思えます。特にこのユースケースの事例では。

現実世界にある実際のソーシャルネットワーク(人脈)は、商業上の都合で複数のサービスに分断されている。

そかし、OpenSocialは、その分断をのりこえて、複数のサービスを通じて、実際のソーシャルネットワークを実現しようとしています。

実際のソーシャルネットワークの使われ方

しかしながら、今はみんな、各個人のさまざまな人格(狭義の人格そのものや役割・立場も含む)にあわせて、ソーシャルネットワークやアカウントを使い分けています。

つまり、人脈がソーシャルネットワークサービスによって分断されているのではなくて、意図的にソーシャルネットワークを使い分けているということです。

となると、無理にこのユースケースのようにつなげるニーズはないどころか、つながりたくないからサービスを使い分けているのではと思いました。

それ以外の可能性

とはいえ、LINE、Messenger、メールやSMSなどの、メッセージングは、連合型のコンセプトがあるととても便利かもしれません。

同窓会などで、連絡を取る際に、俺はLINEやらないとかfacebookやらないという人がでてくると、グループでまとめて連絡が取れなくなるのでほんとに不便ですから。

追記

関連プロジェクトの、Apache Shindig / Apache Rave ともに死んでいた。

Open Source Projects at Apache Foundation In addition to the several leading commercial enterprise platforms thant use OpenSocial, the Apache Software Foundation hosts two active and ongoing projects that serve as reference implementations for OpenSocial technology: Apache Shindig is the reference implementation of OpenSocial API specifications, versions 1.0.x and 2.0.x, a standard set of Social Network APIs that includes Profiles, Relationships, Activities, Shared Applications, Authentication, and Authorization. Apache Rave is a lightweight and open-standards based extensible platform for using, integrating and hosting OpenSocial and W3C Widget related features, technologies and services. It will also provide strong context-aware personalization, collaboration and content integration capabilities and a high quality out-of-the-box installation as well as be easy to integrate in other platforms and solutions.

Social Web Acid Test - Level 0 は、連合ソーシャルウェブの統合ユースケース

ユースケース

  1. デーヴは自分の電話でタンテクの写真をとり、あるサービスにアップロードします。
  2. デーヴはアップロードした写真にタンテクのタグをつけます。
  3. タンテクは別なサービスから「自分が写真にタグづけされた」という通知を受けます。
  4. デーヴにフォローされているエヴァンがまた別なサービスでその写真を閲覧します。
  5. エヴァンはその写真にコメントをしました。
  6. デーヴとタンテクは「エヴァンがその写真にコメントした」という通知を受け取ります。

実際には最初の2ステップは同一アクションの一部です。 デーヴは自分の電話で、タンテクの写真を撮影した、写真にタンテクをタグ付けして、あるサービスにアップロードします。

前提

  • デーヴ、タンテクとエヴァンは、異なるソーシャルネットワークのアカウントを持っています。 -- 必然的に:三人のうちだれもが、同じサービスのアカウントを持っていないか、もしくは持っていたとしても、「接続された」異なるサービスに彼らがアカウントを持っていることには依存しません。(例:メールを、あなたがアカウントを持っていない別なサービスのアドレスに送れるのと一緒です。タグをつけた人、更新をした人やコメントをした人と、同じシステムの上にアカウントを持っていなくても、タグをつけられたり更新やコメントの通知が受け取れる必要があります。)
  • これらのソーシャルネットワークはすくなくても二つの異なるコードベースを持っています。
  • (スプーン?)はありません
  • ソーシャルネットワーク間のすべてのインタラクションは公告されたオープンスタンダードに従います。 -- プロプライエタリーな(AKA Snowflake) APIs、プロトコル、フォーマットに一切依存しません。 -- サイト間の、提携やあらかじめセールス・マーケティングコラボレーション・交渉といったことに依存しません。

一般化

  1. ユーザAは電話でBの写真をとり投稿する。
  2. ユーザAは自分の意志で写真にBのタグをつける。
  3. ユーザBは写真に自分がタグ付けされたという通知を受け取る。
  4. ユーザAをフォローしているCは写真をうけとる。
  5. ユーザCは写真にコメントを投稿する。
  6. AとBはコメントの通知をうけとる。

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