やまだもとやすのブログ

チャリ走社長@スパイシーソフト→山田元康→HTML5スタートアップ社長@Liberapp

コミュニティーマーケティングを10倍加速させるTwitter&Togetterの活用講座

このブログは、コミュニティマーケティング Advent Calender Day 12/14のエントリーです。

コミュニティーマーケティングとは、「コミュニティ」という手段を用いたマーケティング手法です。「コミュニティマーケティング Advent Calender Day 」は、CMC_Meetupさんが企画・運営しているアドベントカレンダーです。CMC_Meetupは、Community Marketing Community Meetup の略で、アマゾンウェブサービスジャパンでマーケティング本部長を務めていた小島英揮氏が手掛ける 、コミュニティマーケティング に関するナレッジの 言語化、 共有、 ブラッシュアップのコミュニティーです。

自己紹介

私、山田元康(ヤマダモトヤス)は、1999年にスパイシーソフト株式会社を起業して、iアプリ等のマーケット「アプリゲット」や、カジュアルゲーム「チャリ走・糸通し」等のゲーム配信を手がけていました。2018年からは新しい事業に取り組むために、新会社「Liberapp」を立ち上げ。HTML5アプリのプラットフォームを手掛けるスタートアップを経営しています。

最近スタートアップの経営者は初期顧客も人材も自分のネットワークから探すべしという持論を実践すべくむちゃくちゃTwitterに力を入れています。 Twitterアカウント→@MotoyasuYamada

今日のお題

CMC_Meetupの主催をする小島さんは「コミュニティーマーケティング」には「オフラインファースト」が重要性を提唱しています。しかしながら、コミュニティーを強化して拡散していくためには、FacebookTwitterなどのソーシャルネットワークの活用が重要になります。

それではまずこちらのサイトをみてください。2018/11/12に開かれた第10回目のミートアップに関してつぶやかれたツイートのまとめです。

f:id:motoyasu-yamada:20181204143718p:plain togetter.com

今回は、コミュニティーを運営するにあたり、どのようにTwitterを使うべきかを簡単にご説明いたします。

前提のお話:Twitterとは?

Twitterの特徴についてまとめます。

  1. Twitterは潜在ターゲットにリーチできるSNSです。比較すると、Facebookは、既に出会った顕在層との関係を強化するSNSです。
  2. Twitterのツイートはストック性が低くフロー型のコンテンツです。

拡散性があるTwitterのツイートをストック型に変えるには?

Twitterのツイートを集めて公開できるウェブサービスTogetter(トゥギャッター)というサービスがあります。 このTogetterを使いフロー型のコンテンツであるTwitterのツイートをストック型のコンテンツに変えます。

Twitterのツイートでミートアップのライブ感を産み出し多数の潜在ユーザにリーチすることができます。 前回のミートアップでは日本のトレンド8位に入っています。

しかしながらTwitterは流れが速いのでツイートは流れ去ってしまいます。それをTogetterでツイートをまとめることで、フロー型のツイートをストック型のコンテンツに変え資産に変えることができます。

一番大事なこと

あくまでもツイートされたものをまとめるサービスですので大事なことは、みんなに「ツイート」してもらうことです。

  1. 使ってもらいたいハッシュタグをしっかり決める
  2. 毎イベントのオープニングで「ハッシュタグ」は繰り返し伝える。
  3. 毎イベントのオープニングで主催者が「①ツイートしてください」「②エゴサーチして誰がどんなツイートしたおっています」「③アウトプットファーストがコミュニティーマーケの基本です」としつこく伝える

主催者はこの3つを徹底して、まずはみんながばんばんツイートする状況を作ってください。

Togetterまとめを作る理想の流れ

Togetterまとめを作り活用するための時系列の流れをまとめました。

1. イベントページオープン時

イベントページがオープンしたと同時にTogetterを作成しましょう。 またイベントページには過去のTogetterまとめを掲載しましょう。

2. イベント前

一週間前、三日前ぐらいでいいので、すでにツイートがされている可能性がありますので、まとめを更新しましょう。 「申しこみました」とか「参加します」といった宣言ツイートは、参加しようかどうか迷っている方の後押しになります。

3. イベント当日

スマホでほぼリアルタイムに更新します。そうすることでライブ感が見える化されます。

4. イベント終了後

イベントの翌日、三日後、一週間後ぐらいで構いませんので、イベントの余韻である感想ツイートなどをまとめます。

5. 資料の回収都度

イベントの価値を高めるためにも、イベントに登壇いただいた方は、可能な限り発表資料をスライドシェアなどで公開していただくように依頼します。 登壇いただいた方の資料を回収しだい、Togetterにまとめていきます。

現在のTogetterまとめの構成

現在CMC_MeetupのTogetterまとめはこのような構成にしています。

  1. コンテキストの説明
  2. ミートアップの説明
  3. 過去のまとめのまとめ
  4. ミートアップのアウトプット
  5. みなさんのツイート時系列

1. コンテキストの説明

まず、CMC_Meetupであれば、そもそもの「コミュニティーマーケティング」とはについて簡単な説明をしましょう。 また、CMC_Meetupというミートアップそのものについても簡単な説明をしましょう。

(例) f:id:motoyasu-yamada:20181204151306p:plain

2. ミートアップの説明

ミートアップ自体の詳細は、イベントページに記載されていると思いますので、本当に基本的な下記の情報だけでいいと思っています。

  • 概要
  • 日時
  • 場所
  • イベントページへのリンク

(例) f:id:motoyasu-yamada:20181204151400p:plain

3. 過去のまとめのまとめ

今回どうTogetterを運営すべきか整理するなかで気づいたことで現在はできていません。 過去のまとめをまとめることは大事ですので、最新のTogetterには過去のTogetterをまとめましょう。

4. ミートアップのアウトプット

ミートアップに登壇していただいた方の資料をまとめます。 イベントのアジェンダをベースに、メインの登壇者の資料、LT登壇者の資料をまとめていきます。 また、ブログ等でイベントの感想などをまとめる方がいた場合は、そちらもTogetterにまとめるのがおすすめです。

(例) f:id:motoyasu-yamada:20181204151443p:plain

5. みなさんのツイート時系列

このような形でCMCMeetupについてつぶやいてくれたツイートを集めていきます。

f:id:motoyasu-yamada:20181204151539p:plain

その他

資料をどう回収するか?

まず、Facebookに、顕在メンバー(参加した人・参加予定の人)向けのグループをつくっている前提です。 参加予定の人、参加した人、わすれてはいけないのが登壇者には、グループに参加してもらうように主催者はプッシュしたほうがいいです。 プッシュして嫌がれれるよりも、参加いただいて有益な価値を感じてもらうほうがいいです。

イベントが終わったら、Facebookのグループに下記のような資料回収専用の投稿を作成します。 f:id:motoyasu-yamada:20181204152720p:plain

登壇者にはそこに資料のURLを投稿していただいてください。

資料を投稿いただいたら、Togetterの更新担当者は、まとめおわったら次のようにシオリがわりの投稿をします。

f:id:motoyasu-yamada:20181204153038p:plain

どうツイートを検索してまとめるか?

Togetterにまとめるツイートを検索する際は、ハッシュタグそのものではなく「ハッシュ(#)」を外して検索します。

イベントでツイートを促す場合は、ハッシュタグでの投稿を促すべきです。

ただハッシュをつけずに投稿する方は多いので、Togetterにまとめるツイートを検索する際は、ハッシュを外します。

つまり、「#CMC_Meetup」で検索するのではなく「CMC_Meetup」で検索するのがおすすめです。

最後に

Facebookは、知り合いとの交流をふかめるのに素晴らしいソーシャルプラットフォームですが、マーケッターやスタートアップ経営者のように潜在層にアプローチしたい方にはTwitterがおすすめです。

私も、スタートアップのメンバーを集めたり、初期ユーザやパートナーを集めるためにTwitterをむちゃくちゃ頑張っています。

こちらのTwitterアカウント@MotoyasuYamadaですので

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(笑)